わずか18か月の期間で当時でいう200万ドルを儲けたニコラス・ダーバス氏の書籍を読んでみました。
「企業の業績報告書を検討したり、業界展望や格付け、株価収益率を研究したりすることに、どれほどの価値があるのか」
本書の中で、印象に残っている言葉です。ダーバス氏は後にテクノファンダメンタルを駆使しているので結局ファンダメンタルもある程度価値があるということなんでしょうけど、株価が上がるかどうかって今株価が上がってるかどうかが大事なんだと感じました。
ボックスからのブレイク狙いは、自分の投資手法に強い芯ができたような感覚があります。今まで値上がってる銘柄に飛び乗ってその波に乗るような手法を取っていましたが、既に日足でかなり値上がりした状態での購入となってしまい、地に足のついていないポジションだなぁと、空中戦だなぁと感じながら保有していました。(そのせいで、損切りすることも多く、利確も微益撤退することが多かった。)
ダーバス氏のボックス時点で監視し、ブレイクした瞬間に買う方法は、地に足の着いた地上戦でどっしりと利を伸ばすことができますし、購入した銘柄はしっかりと損切り注文を入れておくことで、暴落にも耐えうる手法なのかなと思います。
【学び】
・株価が上がっているかどうかが大事
・ボックス圏をブレイクした瞬間を狙い撃ち(同じ銘柄の第2、第3ブレイクも狙っていく)
・振り落としをおそれず損切りは早く(また上がるなら買い直せばいい)
この本を読んで
初動時高値初押し後ブレイク投資(良い名称が思い浮かばない)
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